制度の特徴・メリット(消費者・バイヤーの方向け)

特徴・メリット

北海道HACCP自主衛生管理認証制度は、次の要件を満たす施設、食品について、営業者の申請に基づき登録評価機関が行う評価の結果を基に審査が行われます。

道内の食品関係営業者が取り組んでいる自主的な衛生管理について、専門家で構成する認証審査会での審査を経た上で認証する制度です。

  • 北海道内で製造・加工された食品が対象
  • HACCP(ハサップ:危害分析重要管理点方式)に基づく衛生管理を確実に行っていること
  • 北海道が定めたHACCPに基づく衛生管理に関する評価項目について一定の基準をクリアする高度な衛生管理を行っていること

認証を受けた施設・食品は北海道が公表するほか、製品に認証マークを表示することができます。なお、認証は3年ごとの更新制なので、高度な衛生管理が継続されていることを定期的に確認されています。

消費者の方へ

食品を選ぶ際、消費者の方はその食品がどのような衛生管理のもとで製造されたかを知ることはできません。北海道HACCP自主衛生管理認証制度は、高度な衛生管理が実施されている製造工程を認証し、消費者の方に安全・安心をお届けするものです。
安全・安心な認証施設・食品をご利用ください。

バイヤーの方へ

北海道HACCP自主衛生管理認証制度は平成19年(2007年)に、HACCPの手法を取り入れた衛生管理を認証する制度として創設されました。

このたびの食品衛生法改正によるHACCPの義務化に対応するため評価項目を見直し、新たに輸出向けオプションを設けました。海外向け取引にも、ぜひ北海道HACCP認証食品をご検討ください。

HACCPとは

HACCP(ハサップ)は、食品を作る際の衛生管理手法です。宇宙食の安全性を確保するために開発され、国際的な衛生管理手法として世界各国で用いられています。HACCP方式による衛生管理は、製造工程ごとに人の健康に害を及ぼす可能性をチェックし、予め対策をたてます。特に重要な工程については、集中的に衛生管理を実施し、安全な食品をつくります。